道路は、安全で快適な交通空間として市民生活の活動を支えていると同時に、その内部空間には、ガス
・水道・電気・通信・下水道など、生活を営む上でなくてはならないライフラインが収容されています。
一般財団法人道路管理センターは、GIS(地理情報システム)を活用して道路占用物件の管理等を
支援する「道路管理システム(ROADIS)」を開発・運用するために、道路管理者と公益事業者との
共同組織として昭和61年3月に設立されました。
大阪支部は、平成元年5月に京阪神の本拠地として、関西地区支部として京都支部・神戸支部と共に設
置されました。その後、平成11年1月の京都支部・神戸支部の独立、本格的運用と共に、大阪支部と名
称を変更し今に至っています。
大阪支部の業務は、平成3年4月から大阪市全域を対象に開始し、現在では、道路占用許可申請業務、
道路工事調整業務、道路・占用物件管理業務システムを構築し、道路管理者と公益事業者とをオンライン
で結び、道路管理業務を支援しています。
近年、都市の成熟に伴い、都市機能を支える道路・公益物件の高齢化も加速し始めています。輻輳する
これらの物件を的確に管理し、道路空間のさらなる有効利用や、効率的な工事を推進するため、「道路
管理システム」を活用した高度な管理の重要性がますます高まってきています。
引き続き、効率的かつ効果的な道路管理システムの円滑な運用に努めてまいりますので、今後とも皆様
のご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
大阪支部長